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がんに立ち向かう

 現在、腫瘍に実施されている療法は、外科療法、化学療法および放射線療法の3 大療法の他に、ホルモン療法、分子標的療法などの薬物療法や免疫療法、遺伝子療法、動注療法、温熱療法などが行われています。 集学的治療とはこれらの治療法を上手く組み合わせ、より効果的な治療を得るために専門科領域の垣根を取り払い、総合的な観点から最適な治療方針を立案することが重要です。

 当センターでは前述されている外科療法、化学療法に加え、特に動注療法に力を注いでいます。 また、がん性の痛みは生体に悪影響を及ぼし免疫が低下するとともにがんの増殖を助長させますので鎮痛剤を用いて痛みを和らげ飼い主様の傍で生活が出来るように支えてあげたいと思います。

外科療法

がんを出血が少なく短時間で摘出するため、オリンパス社の“超音波手術システムSonosurg”装置を用いています。 超音波凝固切開装置は血管を結紮することなく凝固、切開することが出来ます。 超音波吸引装置は肝臓などの細胞を超音波で破砕して吸引し、残された弾性線維の豊富な神経や血管を出血させることなく迅速に処理することが可能です。

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化学療法

化学療法とは、抗がん剤を用いてがんを治療することをいいます。抗がん剤はがん細胞の増殖を抑制したり、再発や転移を防ぐ効果があります。 薬の種類によって点滴や注射、飲み薬のタイプがあり、全身の広い範囲に抗がん剤を行き渡らせることによって、全身に広がっているがん(白血病やリンパ腫など)を治療します。

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動注療法(がんカテーテル治療)

「動注療法」とは、カテーテルという細い管を血管内に挿入し、その先端をがん栄養血管にできるだけ近づけて、がんだけに抗がん剤をピンポイントで狙い撃ちして注入する治療です。 AdAM では、国内ではまだほとんど行われていない「動注療法」を実践しています。
動注療法は、これまで手術が難しく治療を諦めていた犬や猫のがんに対して、有効かつ負担の少ない最先端治療です

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光線温熱療法

光線温熱療法とは、腫瘍内にインドシアニングリーン(ICG)を局注し、外部より近赤外線光を照射することにより、光線力学療法と温熱療法の両者の相乗効果を期待したがん局所療法です。

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緩和ケア

がん性の痛みは生体に悪影響を及ぼし、免疫が低下するとともにがんの増殖を助長させますので、痛みを和らげ飼い主様の傍で生活が出来るように支えてあげるためのケアを行います。

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